プラスチックごみのリサイクルとは?
現時点での最大のゴミ問題がプラスチックごみのリサイクルで、容器包装リサイクル法では、マテリアルリサイクルを優先する方針が決められていますが、1トンの廃プラスチックからあまり価値の高くない製品を製造するのに、10万円のコストがかかっています。
従来から、油化という法法論もありますが塩素が混じった廃プラからの製造が困難であることに加え、コスト的にも、1トン当たり8万円程度を要しますが、商品価値は5万円程度にしかならず、現在試みられているのがガス化です。メタン、エタン、エチレンなどに分解することが可能で、これを燃料として使うか、生成してベンゼン、トルエン、キシレンなどの化学原料にするか、さまざまな可能性があります。しかし、このような方法論を採用するにしても、塩化ビニールや塩化ビニリデンなどの塩素源となるプラスチックの混入は少ないほうがよく、どのような製品にどのプラスチックを使うのか、という国家的戦略と、使用後の分別が不可欠です。
