人道的介入とは?
著しい人権侵害に対し、その阻止や被害救済のために、他国または国際社会が内政に介入することです。
具体的には、当地の政府・非政府組織の抑圧から特定の住民を保護したり、安全地帯の設定、移住などが主な内容です。
軍事力行使が多い点で、人道的支援とは区別されています。
また、介入目的も限定的で政治体制の変更などは追及しないので、武力介入とは異なります。
冷戦終結後、民族紛争が頻発する中でソマリア、コソボなど多くの介入例がみられました。
過去の実例の蓄積から国際社会の規範として定着しつつあります。
しかし、介入基準の恣意性、判断の主体、目標の現実性など多くの問題も残されています。