包括的核実験禁止条約(CTBT)とは?
1996年9月、署名の条約で、地下を含むあらゆる場所における核爆発実験を包括的に禁止しています。
しかし、禁止されているのは、核爆発実験のみで、核爆発をともなわない核実験は禁止されていません。
この条約の発効のために、5核兵器国以外に、インド、パキスタン、イスラエル、北朝鮮などを含む特定の44カ国の批准が必要とされていますが、早期の発効は難しいとみられています。
条約が発効されればウィーンに包括的核実験禁止条約機関を設置し、国際監視制度の運用の監督、違反疑惑に対する現地査察の発動などを行い、条約の遵守を検証することになっています。
核兵器国では、英仏両国が98年にこの条約を批准し、ロシアも2000年6月に批准、中国議会も批准審議をしていますが、アメリカの上院は99年10月に批准承認を拒否し、またブッシュ政権も批准を要求しないとしています。
CTBT批准国は99,01,03年および05年にCTBT発効促進会議を開き、同会議が開かれなかった02年と04年には日本を中心とする有志国が「CTBTフレンズ」として外相共同声明を発表しています。