カットオフ条約 (FMCT)とは?
核兵器用核分裂物資の生産禁止についての条約です。
CTBTが核軍備競争停止の質的な面を取り扱っていますが、本条約は兵器用の高濃縮ウランやプルトニウムの生産を禁止し、その量的な側面を扱うべきものとしています。
アメリカ、ロシア、イギリス、フランスはすでに生産停止を宣言し、主なな目的はインド、パキスタン、イスラエルによる生産の停止だといわれています。
軍縮会議での本条約の交渉開始に反対はないものの、その対象をめぐって将来のものに限定するか現在の貯蔵も含むかで対立しており、また、本件交渉の開とを軍縮会議の他の交渉項目をリンクさせたい思惑もあり、具体的な交渉は開かれてきませんでした。
2003年8月には中国・ロシア、04年7月にはアメリカから交渉開始の受け入れ表明があったにもかかわらず、検証可能性に対して考え方の違いがあり、交渉開始はされていません。