核抑止論とは?
抑止とは、潜在敵国に対し、もし攻撃をすればそれ以上の反撃の可能性を示し、その攻撃が起きる前に防ごうとする考え方で、核兵器による抑止を核抑止といいます。
核抑止の対象としては、核兵器による攻撃のみの場合、大量破壊兵器による攻撃の場合、あらゆる攻撃を対象とする場合があります。
第1の場合はコア抑止ともいわれます。
核抑止による対象を、自国のみでなく同盟国も含める場合は拡大抑止といいます。
核抑止を有効的に機能させるためには、核による反撃の意図や能力を示すことも効果的ですが、それにより核兵器の使用の可能性が高まることになりかねず、この抑止論にはジレンマもあります。
以上が「懲罰による抑止」で、別に「拒否による抑止」という考え方もあり、後者は攻撃を無効化するミサイル防衛に通じます。