核態勢見直し(NPR)とは?
アメリカの核戦略に関する報告書のことで「核戦略見直し」ともいい、2002年1月に8年ぶりにアメリカ国防総省が議会に提出しました。
冷戦期の戦略攻撃兵器にだけ頼る戦略は不適切で、冷戦期の戦略核の3本柱に代えて新しい3本柱として、攻撃戦略、防衛力、インフラ整備が掲げられています。
これとともに作戦配備の核弾頭数を12年までに1700〜2200発に削減するとしていますが、将来、国際情勢の変化によっては再配備の可能性も残しています。
攻撃戦略として核兵器が通常兵器と同等に考えられることにより、核兵器の使用の可能性がより高まったという批判もあります。
また、核実験再会の決定後、直ちに実験できるような態勢作りも求めていることは、地下軍事施設攻撃用の小型核兵器開発目的としているとの指摘もあります。