戦略兵器制限交渉/条約(SALT)とは?
米ソ間の戦略兵器の制限を求めた交渉とその結果締結された条約です。
SALT交渉は1969年に始まり、72年5月には、ICBMとSLBMの現状凍結を定めるSALTI暫定協会が署名されました。
だが、SALTTは戦略爆撃機を対象から外しており、ミサイルについても個別誘導式複数弾頭化されているか否かの区別がなく、その後、質的軍備競争でその意義は減殺されました。
79年6月署名のSALTUは、戦略爆撃機を含む戦略核兵器の3本柱すべてを制限の対象としており、SALTTとSALTU双方に同一の上限を設けて、量的なパリティの達成を図ることにし、質的な観点からは、MIRV化ICBMの発射基に別に上限を設けることにしました。
しかし、内容が旧ソ連に有利として、アメリカ国内に批判がでるなどから、旧ソ連のアフガニスタン侵攻をきっかけに批准はされませんでした。