企業の年金離れとは?
厚生年金の保健料負担総額は2004年度で20兆円弱です。
この負担をこれから十数年にわたり毎年ほぼ1兆円ずつ殖やしていき、この負担増は日本経済の好・不況にかかわりなく毎年定期的に実施されます。このような計画を前にしてその半額を負担する企業は雇用のリストラをいちだんと強め、正社員の数は予想外のスピードで減り続け、若者は労働力市場から締め出されてしまうおそれが強く、厚生年金から脱落・脱退する企業もますます増えていきます。従業員の年齢別賃金プロファイルも一変する可能性があり、企業は海外へ生産拠点を移す一方、雇用の場を海外に求める人も増えるとして、負担増は総じて企業や人の行動を変化させ、結果的に厚生年金の空洞化を加速させるおそれがあります。