旧ユーゴスラビア諸国の政治とは?
はじめから例外的に安定した民主主義を実現し、唯一EU加盟を認められたのがスロベニアです。
唯一の単一民族国家で、直接選挙に基づいてはいますが権限の弱い大統領制を採用しています。
クロアチアでは民族主義的なツジマン大統領が独裁的な権力を古い、国内のセルビア人を追放してボスニアの内戦に干渉しましたが、ツジマンの死後、議会選挙では野党が圧勝し、大統領選では4小野党の連合を代表するメシチが2大野党の連合候補を破りました。
ボスニア・ヘルツエゴビナは内乱の結果民族浄化が進み、形式上統一国家ですが事実上ムスリム地域で、クロアチア人地域、セルビア人地域に分かれ、それぞれ国際共同体の監視下に不安定な体制を維持しています。
マケドニアでは91年の独立以来、グリゴロフ大統領が民族的に複雑な国をまとめてきましたが、99年11月に引退しました。