IRA(アイルランド共和軍)とは?
人口150万の3分の2をプロテスタントが占める北アイルランドにあって、イギリスからの離脱とアイルランド共和国への統合を唱えるカトリック系の武装集団です。
1969年にカトリック系の公民権運動が流血の紛争に発展し、イギリス治安部隊が常駐を始めるとIRAはテロ活動を活発化し、79年のマウントバッテン卿の爆殺、92年のロンドン金融街シティーでの爆弾テロとエスカレートしていきます。
94年4月、いったん停戦に合意しますが交渉が進展しないのに業を煮やし、96年2月爆弾テロを再開しました。
IRAは2000年5月、初めて武装解除に応じると意思を表明し、それを検証するためアハティサーリ・前フィンランド大統領らが6月来たアイルランドに入って廃棄した武器の捕獲を確認しました。
IRAは02年7月16日テロ行為の犠牲になった民間人の遺族に始めて謝罪しイギリス・アイルランド両国政府は和平を前進させるものとして評価しました。