北アイルランド紛争とは?
ケルト系民族が居住していたアイルランドに12世紀頃、アングロ・ノルマン人が侵攻し、13世紀半ばに4分の3を支配しました。
イングランド国教がローマ教会から独立したのを機にイギリスは宗教改革をアイルランドにも強要し1536年、ヘンリー8世がアイルランド国教を導入、アングロ・ノルマン系カトリックの反抗を受けます。
その反抗の拠点が北部アルスター地方で、北アイルランド紛争の萌芽となります。
1916年、「イースター蜂起」は失敗しますが反英運動はこれを契機に独立戦争へと発展し、21年英愛条約でアイルランド自由国が成立します。
この際、アルスター地方の北部6州はイギリス領に留まり現在の姿になりましたが、カトリック教徒の公民権が制限されるなど差別が残っため独立運動は後を絶たず、69年にイギリス治安部隊が常駐するに及んでIRAのテロ活動が活発となります。