建設的棄権とは?
EUのアムステルダム条約で新たに取り入れら得た意思決定の概念です。
EUの首脳会議の決定は全会一致を原則としますが棄権により妨げられないようになりました。
案件により反対の国があってもその国が棄権すれば反対意見に妨げられずに決定する事が出来、その際に棄権した国はその決定の遵守を免責されるというものでこれを建設的棄権といいます。
ただし、棄権が3分の1を超えた場合、決定を行う事は出来ません。
この概念導入ねらいは全会一致の原則を崩さずに、拒否権により決定が停滞する弊害を防止しようというもので、これによってEUは国家主権の尊重と強化を両立させる事が出来、ますます政治統合へ向けて前進することになりました。