NATO新戦略概念とは?
NATOは1999年4月24日、設立50周年を記念してワシントンで開かれた首脳会議で、21世紀の指針となる「新戦略概念」を採択しました。
新戦略概念の骨子は@NATOは加盟国だけでなく欧州・大西洋地域全体の安全に貢献する、A国連安保理は国際的な平和・安保に主な責任を持ち、地域の安保に重要な役割を果たす、Bロシアとの協力関係は地域の安定に取り不可欠である、C戦争抑止のため最低限の核戦力を維持する、の4点です。
しかし、域外介入に際し国連安保理の決議が必要か否かの点に関しては、アメリカが「不要な場合もありえる」としているのに対し、フランスは必要条件としていて、解釈上の違いがあり、2003年3月20日のイラク攻撃に際して表面化しました。