テリ・シャイボさんの尊厳死問題とは?
15年間にわたる「植物状態」にあったフロリダ州の女性、テリ・シャイボさんの尊厳死をめぐる問題で、夫は1998年に尊厳死を申し立てましたが、両親は延命を求めました。
ブッシュ大統領、実弟のフロリダ州知事ジェブ・ブッシュ、それに連邦議会も延命を求めました。
州の裁判所は尊厳死を認め、延命用のチューブをはずす事を命じましたが、連邦議会は急遽この判決の再考を求める決議を下しました。
これには、共和党の支持基盤であり、神から与えられた生命を奪ってはならないと信じるキリスト教保守派の運動と動員がありました。
また、彼らは人工妊娠中絶に反対すると同様に、これを生命の尊厳をめぐる象徴的事件ととらえたのです。
チューブをはずされたシャイボさんは2005年3月31日に死亡しました。