教書とは?
アメリカ合衆国憲法は、その第2条第3項で、大統領に、随時議会に連邦の状態を報告し、必要かつ適切な手段を考慮する事を勧告する権限を与えています。
ワシントン、ジョン・アダムズ大統領は、イギリスにならい、自ら議会に出席して演説しましたが、ジェファーソンは出席せず、書記をして、メッセージを朗読せしめる慣行を開きました。
このメッセージを教書といいます。
現在、定期的なものとしては一般教書、予算教書、経済教書の三つがあり、他に必要に応じて多くの特別教書が送られます。
20世紀にはいってウイルソン以来、年頭の一般教書は、大統領が自ら議会に赴き口頭で述べるのが慣例となっています。
一般に教書は議会の立法に対して大きな影響を及ぼしますが、大統領の要請は拒否され、立法化されないこともあります。