フォックス政権(メキシコ)とは?
2000年12月、71年続いたPRI体制後初の国民行動党政権です。
体制移行を安定のうちに指導させ、PRI体制化での人権侵害究明に取り組む親味を見せましたが、成果は乏しいものです。
ブッシュ大統領とは首脳会談を重ね親密な関係を築いたものの期待はずれで、NAFTAによりアメリカ市場との統合を強めた経済は同時多発テロの影響で落ち込み、経済活性化や雇用創出などの公約実現は遠のきました。
テロ直前の首脳会談で締結間近と誇示されたアメリカ滞在の不法移民を合法化する交渉もテロの影響で頓挫しました。
国内的には野党PRIの反対で税制・労働改革は進まず、03年7月の議会選挙では議席を49減らし、国会運営も困難となりました。
すでに国民の関心は06年大統領選に向いており、在米メキシコ人に投票を認める法案も成立し、政権後退と左派政権の誕生は必死の情勢です。