先住民の政治的台頭とは?
先住民は征服と植民地以来500年にわたり、社会の底辺に位置づけられ貧困と差別に苦しみ、西欧文化を継承した国民社会への同化の対象とされました。
先住民人口は中南米総人口の約10%、5000万人を数えますが、グアテマラ、ボリビアでは人口の5割を占めます。
近年ILO169号条約、1992年のコロンブス500年と世界環境サミットを経て政治的に覚醒し、独自の政党組織を持ち、反グローバル化の推進主体、政権転覆が可能なアクターとなりました。
分離独立ではなく、民主主義の徹底や自治権・生活圏の保障、固有の文化の尊重を要求していることが特徴で、国際NGOとの連携を強めインターネットを通じ主張を世界に伝えています。
分権化の徹底と慣習法の容認など権利を認め、多文化多民族国家の下での統合が求められます。